2010年 08月 31日
目が見えない画家 ~視力の可能性~
でも彼は、画家になる夢を諦めきれず、35年の努力の結果、
独学で絵画を習得し、目が見えない画家としての技術を身につけたそうです。
スウェーデンの車メーカー『ボルボ』のコマーシャルの写真では、
直接指先にアクリル絵の具)をつけて色を重ねていく・・・・本当に目が見えているような様子です。
ロケット・ニュース24で、氏の描いた絵を見ることができます。
同ニュース記事によれば、
”彼の能力に注目したアメリカの神経科学者アミル・アメディ博士とパスカル・レオーネ博士は、
彼をアメリカの研究室に招いて、絵を描いているときの脳の活動を分析した。
その結果、今まで一度も物を見たことがないにも関わらず、脳の視覚野が活発に活動していたのだ。
この事実に博士らは驚嘆したという。”
またボルボ社CMによれば、
”アーマガン氏は自身の両手と他の身体感覚を駆使して、絵を描く対象の形を見極めていきます。
彼はこれまでにいくつもの科学調査プロジェクトに参加しており、
例えば世界最大のドキュメンタリー番組”ディスカバリー・チャンネル”がプロデュースした
興味深い映像のなかで、トロント大学のジョン・ケネディー教授が
アーマガン氏の正しく遠近法を捉える能力を実証しています。
これは、盲目の人々と彼らの遠近感について、科学がこれまでに考えてきたことを根底から覆すものです。”
私たち「人」という存在は、神の創造物です。
だから「人」という存在への科学は、まだまだ未知の世界への広がりをもっています。
特にスピリチュアルという観点からの科学が、21世紀の医学と科学を牽引していくことでしょう。
ワクワクします。