2015年 05月 02日
野村萬斎さん「舞」 ~映画『陰陽師』エンディング~
人間国宝になられた野村万作氏を父にもつ”狂言界のサラブレット”として
話題だった野村萬斎さんを知ったときは、
10代の坂東玉三郎さんを知ったときに似たワクワク感を感じました。
その後、様々なジャンルに活動を広げておられますが、
これからも活躍を楽しみにしています。
安倍晴明(あべのせいめい)が題材の『陰陽師』映画化にあたって、
野村萬斎さんの起用は”いかにも”納得!
狂言師として研鑽を続けていればこその様々な所作が、
随所に印象的でした。
映画1・2のエンディングの”舞”は、今でもときどき目に浮かぶことがあるほど
印象的でした。特に『陰陽師2』の”女舞”は巫女の衣装をまとって、
本当に”神がかり”のような情熱と崇高さがあると、今も感じます。
陰陽師1
陰陽師2
参考:野村萬斎さんの三番叟(抜粋)