2010年 01月 05日
初・オペラ鑑賞 ~椿姫・ベルガモ・ドニゼッティ劇場~
2010年1月3日
私の生・オペラ鑑賞初体験でした。
演目は『椿姫』(ベルガモ・ドニゼッティ劇場版)
ベルガモ・ドニゼッティ劇場オーケストラの柔らかで華のある演奏のなか、
マリエッラ・デヴィーア(ソプラノ)を堪能しました。
3階席・・・とはいうものの、彼女の声は私の頭上から
包み込んでくるように響いてきました。
本当のベル・カント唱法がどのようなものか・・・を語ることはできませんが、
少なくとも「音量」に頼るような発声ではないことだけは、聞き取る事ができました。
ちょうど、山間の野生の鳥の声のように
”近くで聞いても美しく、遠くで聞けばなお透きとおる”ような発声でした。
聴いているだけで、身体機能が”呼び覚まされる”ような・・・声とでもいうのでしょうか?
帰りの足取りはとても”軽く、かつシッカリ”・・・私の中で”声”が
バランスへ働きかけて、仕事をしてくれていたようです。
丁度、この1月6日神戸では森 麻季さん(ソプラノ)のコンサートがあるはず・・。
お仕事と重なって行く事はできませんが、彼女の歌声も是非、生で聴いてみたい!声です。
きっと、そう遠くない未来・・・
もっと多くの方々が”発声”の違いと重要性を取り上げてくださる時期が
来る事を、今回の初・オペラ鑑賞で強く実感しました。
・・・それにつけても・・・・
民主党”事業仕分け”の公害が、日本の未来に大きく広がらない事を願っています。