2010年 02月 18日
ツタンカーメン少年王
無料配信してもらっている【毎日1分!英字新聞】です。
2010/02/18 の記事は、ツタンカーメン少年王についての記事でした。
以下、少し抜粋いたします。
********************
【毎日1分!英字新聞 #2477】may well
King Tutankhamun Likely Had Clubfoot, Killed by Malaria
The Egyptian king Tutankhamun, famous for his awesome gold mask,
may well have had a clubfoot, walked with a cane, and died of malaria,
a study using state-of-the-art genetic testing and computer technology showed.
(* state-of-the-art 最先端)
clubfoot 「内反足」 とは、足の踵の骨の上に乗っている距骨という骨の形の異常と、
その周囲の骨の配列異常による先天的な足の変形です。
正常な足の場合は足裏が下を向いているのに対して、
出生時から片側(あるいは両側)の足の裏が内側を向いています。
1000人から2000人に1人の割合で発生し、女児よりも男児に多く、
片足よりも両足にみられることが多い障害だそうです。
1922年に発見・発掘されたエジプト南部ルクソールの王家の谷にあるツタンカーメン王墓は、
王のミイラにかぶせられた黄金のマスクで有名です。
今回の最新の技術を駆使した研究によると、荘厳できらびらやかな黄金マスクのイメージが強い
ツタンカーメン王は、実は足が悪く歩くのに杖をついていた虚弱な少年王(享年19歳といわれる)
だったということです。
********************(以上、抜粋)
以前、ツタンカーメン少年王についてのテレビ番組で知った事ですが、
ツタンカーメンが少年(19歳くらい)だという根拠は、
後頭骨部分にある”年齢的未発達”による穴であった・・・ということです。
この後頭部の穴のために、古い研究ではツタンカーメン暗殺説が有力だったとか・・。
また番組では、少年王が乗馬好きで、頻繁に乗馬をしていたことも語られていましたが、
clubfoot 「内反足」を考えると頷ける思いです。
そして、もしRolfingがこの少年王と出会えていたら・・・と思いました。
可能性ですが、きっとなんらかのプラスを生み出していたと信じます。
ところで、死後天上界にかえった彼は、伸びやかでよく動く”足”をもっているに違いありません。