2010年 06月 07日
皮膚 ・ 内蔵 ~こころ と からだ を つなぐ~
ですから、そもそも”こころ”とは何か?
”こころ”とは、どこに存在するのか?
これは、常に求め続けている”課題”です。
そのために私ができる努力は、読書と思考(=試行錯誤)ですが、
読書のテリトリーは主に 宗教・心理・医学・宇宙物理(最近は、宇宙人関連も含む)・・・
それらを”ツン読”(積ん読本)しておくことが、楽しみの一つです。
近年医学の主流は、「こころ は 脳にある」あるいは「こころ とは 脳の作用である」と
いう結論(唯脳論)に結びつけるための研究に、
本当に多くの資本と時間と才能が投入されています。
その中で、とりわけ優秀な研究者の方々が、この流れ以外の可能性を信じて
様々な研究成果を発表してくださっていることは、本当に心強く、ありがたい事です。
Rolfing や Deep Tissue Massageで人の体に触れる仕事をしていますので、
そこから受け止める”直感的な印象・メッセージ”をより具体的に裏付けしてくれる
幅広い情報との出会いは、なによりも貴重で嬉しい瞬間です。
同じ思いで身体へのアプローチを探求されている方々へ
以下、三人の研究者をご紹介させていただきます。
「愛撫・人の心に触れる力」 山口 創(やまぐち はじめ)著
「内臓が生みだす心」 西原 克成(にしはら かつなり)著
「皮膚は考える」 傳田 光洋(でんだ みつひろ)著
(「第三の脳」 「賢い皮膚」 同上)
*すでに読まれた方、他にお勧めいただける方、
コメントいただければ・・・嬉しいです。
**過去記事ですが「思考のすごい力」(エピジェネティクス)も
もう一度ご紹介。
”遺伝子は単なる生物の設計図にすぎない。
意識や環境が細胞をコントロールし、遺伝子のふるまいを変える
という驚くべき真実。”
ディープティシュー・マッサージ手技が学べるワークショップ『unitKAN』