思いつくまま・・Rolfer日記

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主婦からRolferとして人生再建して12年経過。ロルフィング・ムーブメント・健康・・そして、マイペースに思いつくまま・・。

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三輪清浄・・ということ。~人体の不思議展 in 京都~について思うこと

すでに何度となく日本中、世界中をまわっている展示『人体の不思議展』。

私は、この展示にはスピリチュアルの立場から思うところがあって、
今まで会場に行ったことがありません。
そして、この”商業ベースの展示”には、これからも賛成できません。

1000年都市・”京都”という土地柄からか、ようやくこの展示に対して
クエスチョンが投げかけられたことを真摯に受け止めています。



本来、こうした”標本”は”学び”のためにあるのですが、
その前提にもうひとつ大切な”心”の問題があると思っています。

仏教的な言葉でいうと「三輪清浄サンリンショウジョウ」の問題です。

三輪清浄とは、施物・施者・受者の3つ(三輪)の
「志が正しいか・思いが清らかか?」ということです。


『人体の不思議展』に関してあてはめれば、少なくとも受者(観客)の思いは純粋な
学びの思いであったとしても、そもそもの展示関係者(施者)の思いと、
さらにはこの”標本”になった人々(施者と施物)の意思がいかなるものであったか?に
関しては、はかりようもありませんが・・・・・
少なくとも、これらの標本になっている全ての人達が、
死後”展示物”として標本にされることを納得していなかったろうと推量しています。

また他の情報から推し量れば、おそらく”無念な死”をとげた方々ではないか?と
推察します。



Boulderには、私達Rolferが多く通うカダバー(死体置き場)があり、
そこでは”献体”された遺体が保存され、Rolferも含めた医療にかかわる人々が
献体解剖による学びを深めています。

その一体・一体は、すべて”献体”による医学への貢献を
志して”献体”を希望した尊い方々の遺体です。

解剖に関わる者は、この献体に心からの感謝を思い、
それゆえに一つでも多くを学び、将来に役立てていくことを心から誓います。

そして、”献体解剖”を完了した遺体は、何年かの後に必ず遺族のもとへ
帰っていきます。



Boulderでの私達の良き家主であったクレッグさんのお母様のミミも、
生前に献体を申し出て、死後2年以上してからクレッグさんのもとに帰ってきました。

この知らせを聞いたときは、ミミらしい選択だったと心から思いました。



今回の『人体の不思議展』の問題が、
人間存在をスピリチュアルな視点を含めて考えるキッカケになってくだされば、
展示物となった多くの方々にも納得して頂けるのではないだろうか?と思うのです。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。
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by rolferK | 2011-02-04 01:34 | スピリチュアル