2005年 10月 15日
京都・ルーブル美術館展
エントランスに設えられた長~~い長~~いロープの蛇行を横目に「もし、この中の一人だったら・・」たぶん絵画を楽しむこと自体を忘れてしまうでしょう。
それでも、中に入れば結構な人だかりです。「ルーブル美術館に所蔵されている」というだけで、なにやら物凄いことのように思えてしまう私の間違いに気づけただけでも、行った甲斐がありました。
「まだふみもみず・・」のルーブル美術館ですが、それがフランスの歴史に誇る宮殿であること自体に、まず美術館としての観賞価値があるでしょうから、そこにどんな絵画がかけられていても感動してしまうのかもしれません。
けれども、こうして普通の美術館に展示されれば、「絵画それ自体の力・芸術性」と「自分の感性」との出会いになってしまいます。
今回の展覧会で、私は「ドラクロア」に会えた事で満足です。
作品の大小に関わらず、私にとってそこだけが浮き立って見えていました。
見終わって・・丁度お昼時。どこという当てもなく歩いて京阪三条駅のすぐ上、三条通と川端通の交差点に、「周荘」(しゅうそう)という「中華風お粥」の店に行き当たりました。鴨川の景色を眺めながらゆったりとくつろげました。(ビジネスランチおすすめです!デザートの豆腐ババロア・苺ソース添え!また食べたいな・・)
2005.10.14