思いつくまま・・Rolfer日記

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主婦からRolferとして人生再建して12年経過。ロルフィング・ムーブメント・健康・・そして、マイペースに思いつくまま・・。

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根津の権現さん と お稲荷さん

日の暮れが随分と早くなりました。
ふと子供のころの夕方の情景が思い出されます。

日の暮れかかるのもかまわずに遊び呆けていると、夕飯の買い物やこしらえを終えた
お母さん達が「ごはんですよ~」と、我が子に声をかけたりしていました。

一人残された権現さんの境内の片隅には、だんだらの細い坂道に、薄ぼけてかしいだままの
木の鳥居が幾重にも連なって続いているその先に、小さな祠のお稲荷さんがありました。
子供の背丈から見てもさして高くはない、この薄ぼけた鳥居の重なりの、なんとも「薄気味の
悪い風情」が、一人ぼっちで残された子供心には「妙に気がかりな場所」でした。
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それでも、刻々とくれてゆく夕日の早さには、「お稲荷さんの誘惑」は怖すぎて近寄れませんでした。

それが小学校になると、そのころ流行の「こっくりさん」に使った紙を「お稲荷さんに帰しに行く」ということで、ちょうど晩秋の夕暮れ時にわざわざ根津のお稲荷さんにクラスメートと参りました。

ひとりが綺麗に折ったその紙を手にしまって、あとから2・3人がついていきますが、その列のトリをとる私はなんと怖かったことでしょう。もし前を向いて歩こうものなら、私の背中に「誰かが」ついてきそうで・・・・体を半身に開いたままオドオドと進みましたっけ。

そして、小さなその祠に折りたたんだ紙をお供えしたら・・・一目散に皆でひしゃげた鳥居の列
を駆け下りたのを覚えています。

今でも、本当にこわかったな~。

深まる秋の夕暮れ時は、なぜかそんな「怖さ」がよく似合うようにも思います。

すっかり足の遠くなった根津ですが、最近は随分と「下町情緒」の残る町として雑誌などで
見かけるようになりました。
(写真の鳥居は、最近の根津の乙女稲荷の写真です。オレンジページから拝借しました。)

もしかしたら「まぼろし」かもしれませんが、根津の権現さんのすぐ向こうに古い映画館が
あって、そこで「狸御殿」という映画がかかっていたのを記憶しています。
そのころでも、リバイバルなのではないでしょうか・・。
たしか、「長谷川一夫さん主演」の和製ミュージカルでした。映画館のまわりには、賑やかな
のぼりが数本立っていたのも記憶にあります。

和製ミュージカルなんて・・・とお思いでしょうが、着物姿の花柳社中のお姉さん方に囲まれて
主演のスターが花をフリフリ歌い・踊る姿は、なかなかに楽しいものでしたよ。

*他の方が取り上げておられる根津・乙女神社の記事をのせてみます。
       〇りうスポ
       〇神社仏閣廻り・根津神社
       〇実りの時・楽天トラベル・根津神社
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by rolferK | 2005-11-03 01:23 | 季節・ガーデニング