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どうしたの?~天櫻と太真

8月に2匹の仔猫がやってきて、もう3ヶ月になりました。

この間、ちょっとした病気や困ったこともありました。
でも、スクスクと成長してくれること自体が、実は「一緒に暮らす者の喜び」だな~と、改めて
感じています。ちょうど、子供が育っていくときと似ていますね。

着たばかりの頃は、私にもとても甘えてきた太真(タマ・♂)が、最近少し私との距離を置く
ようになりました。その分か、主人にはより積極的に近づいていくように感じて、「これって、
息子が成長していく時にみせた感じと似ているな~~~~」と思ったりしています。

♀の天櫻(アマオウ)は、相変わらず・・というよりも益々おきゃんで甘ったれになっています
し、太真へのちょっかいの出し方などは、「まさしく、気の強い妹!」そのものです。

そんな太真が、今朝の散歩(猫部屋から出してもらって、家の中を散歩することなんです。)
の時間になって、妙に私の足元にからみついてきました。
天櫻は相変わらずのゴミ箱覗きに夢中で、私のイエローカードもなんのその!といったところ
ですが、太真が私の足元で行ったり来たりしているのです。

「どうしたの?・・・・・」と、太真の真剣そうな眼差しに問いかけてみました。
ますます太真は、落ち着きなくウロウロと足元に居続けます。

その時にようやく太真の気持ちに思い当たりました。
そういえば、さっきひときわ賑やかに何かが落ちる音がして、主人が底の欠けた花器を見せ
に来てくれましたっけ。その花器は、私のお気に入りで階段のコーナーに飾っていたのです。
花器が落ちて欠けたのは 仔猫たちがしたことに決まっているのですが、それでも現場を見ていないのですから、どちらがしたことかは分からないのです。

太真には、それが自分のしたことだと、あるいは自分達のしたことだと分かっているのでしょう。

そう思ったら「そうか・・・。しょうがないよね。落としちゃったんだもん・・・。あんなとこに置いと
いた私も悪いよね・・・ごめんね。でも、大丈夫だよ。」
そう太真に話しかけている自分がいました。
それから太真は、何事もなかったように私から遠ざかって好きなところへ行ってしまいましたが、その時になって「凄く大切なこと」に気がついたのです。

太真が心配してくれていたのは、もしかしたら「壊したこと」ではなくて「私が怒りをつくること」
だったのだわ・・・きっとそうに違いありません。
そして、その時の私は太真の合格点に達することができたということなのでしょう。
そう思ったら、ちょっと嬉しくなりました。

だって、もし昔の私だったら・・・・具体的には書きませんが、そりゃも~あっちにもこっちにも
「不平・不満の石つぶて」を投げまくったにちがいないのです。

そろそろセッションの時間です。今日も心をこめて良いセッションができますように・・・。

PS:夜になって「花器落下事件」の第一発見者である主人の弁によると、天櫻が血相変えて
   階段を逃げ降りてから、主人を覗き見ていたそうです。
   たぶん、天櫻の仕業だろうとのこと・・・。
   少なくても、太真にヌレギヌを着せずにすんだようです。
   本当・・、昔の私だったら間違いなく太真を叱り付けていたことでしょう!
   太真に嫌われなくて、ああ、よかった、よかった。
by rolferK | 2005-11-12 12:45

主婦からRolferとして人生再建して18年経過。からだのこと・・そして、マイペースに思いつくまま・・。


by rolferK
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