思いつくまま・・Rolfer日記

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主婦からRolferとして人生再建して12年経過。ロルフィング・ムーブメント・健康・・そして、マイペースに思いつくまま・・。

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娘の風邪

3年間の下宿生活を切り上げて帰ってきた娘が、久方ぶりに「風邪」をひきました。

息子や娘が未だ幼かった頃、風邪も含めて「子供の病気」には心が痛むものがありました。

高い熱や眠れぬ咳に、代わってやれないことへの悲しみがありました。
母親としての健康への管理不足ではなかったか・・・?と自分を攻め立てる痛さもありました。
純粋にそれだけではなく、同居の義父母や主人への自己保身もありましたし、なによりもちょくちょく風邪をひいていた子供たちが「よわいな~~~」といわれることへの防衛本能も手伝って、
「風邪」という現象をとても恐れていたのだな・・と今なら思えます。

けれど、流石にこの年まで「子供たちの成長」に携わってきますと、「自業自得」の原理があまりにも鮮やかに感じられて「風邪とは、ひくべき時にひくものである」ということが真実であることを納得します。

さらにRolferとして「人間」について学び始めますと、なんとも「有難い現象」であることを、感覚的にも知識的にも実感しています。

「痛み」も「風邪」も含めて、そうした「耐え難い」とおもいがちな現象それ自体は、人間の生命現象が実に正しく・力強く応答しているからだということです。

けれども、「親や肉親」という「情がらみの存在」をもって「吾が子や大切な人」の佳境を越えようとする「生命現象の雄雄しさ」に立ち会ってしまうと、「早く治してあげたい・・・成り代わってでも楽にしてあげたい・・・」という欲望に急きたてられて、「平静心」を失ってしまうのは「煩悩」なのですね・・・・。
結局は、自分の「煩悩」を許さない態度が「本人の治癒への歩み」を妨げることがないという事実を、娘の風邪が思い出させてくれました。

真実を知ること・・ソレだけが「智恵」によって役立つことができる自分に成長する道なのですね。「煩悩」は智恵の対極にあるものだと・・・その昔釈尊が説かれたのですから。

以前・・・「ひどい坐骨神経痛」でこられたクライアントさんに「鎮痛剤への依存心を捨てる努力とご家族のご協力」をお願いしたことがあります。
痛み苦しむ「最愛の家族」の姿を冷静に見守ることの、どれほどの苦しさでしょうか・・・・。
伝えながら、涙がにじんでしまう自分を「弱いな~」と思いました。
なにが「本当にその方の人生のためになることであるのか・・・・」その視点から考えることだけが自分に許される唯一の方法であることに「恐れ慄いている自分」の弱さを感じます。

本当に強くなりたい!と、強く強く願っています。
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by rolferK | 2006-04-17 01:23 | 健康関連