2006年 06月 18日
鼓童結成25周年記念『アマテラス』~京都・南座公演
未だ学生時代、東京に住む私たちにとって「関西=京都」は憧れの地でした。
そして、毎年暮れには舞妓さんたちのご挨拶まわりやら、『京都・南座』にかかる
「まねきあげ」の看板やらをテレビの画面にみては、その風情の美しさにホ~~ッとため息に
似たものを感じていました。
私の住んでいた東京・上野界隈では、暮れの風物詩「アメ横」の活気に満ちた人ごみが
有名ですが、もうひとつ『湯島天神の和太鼓』も忘れる事ができません。
12月31日の暮れも押し迫る天神様の境内に、篝火の火の粉が赤く舞い散る中を
威勢の良い和太鼓が、まだ子供だった私のハラワタごと「ドンドンドドドド・・」と揺らしていく
感覚は、思い出しても胸のすくような体験でした。
その和太鼓と玉三郎さんが出会って生まれた『アマテラス』で、和太鼓の響きを何十年かぶりで味わってきました。
★NHK教育テレビ・「劇場への招待」7月23日(日)22時~2時間を越える長時間番組として、『アマテラス』東京公演と佐渡・鼓童村のドキュメンタリーが放映されるそうです。
お土産話の代わりに、よろしければご覧ください。