2007年 02月 05日
初体験・限定販売「ぷらっと こだま・エコノミープラン」
2006年12月1日~2007年3月31日までの限定・格安サービスだそうです。
私の場合は新大阪~品川・東京間のチケット代10,000円!で、
<こだま号普通・指定席券+1ドリンクサービス引換券つき>というものです。
この1ドリンクについては、先輩経験者からのアドバイスをしっかり実行いたしました。
それは、「ソフトドリンクには手を出すな!ビールを選べ!」という、あり難いお告げです。
車内販売または指定売店でドリンク類と交換してくれるのですが、その先輩経験者は
のどの渇きも手伝ってウッカリ、ソフトドリンクであるお茶に交換してしまった!そうで、
あとになって350mlのビールにしなかった自分の過ちに気付いたそうです。
私はビールも含めてアルコール類は飲みませんが、せめて大阪で留守番をしてくれている
主人へのお土産になれば・・・と、迷わず「スーパードライを 御願いします。」と
朝の早い時間から車内販売のお姉さまからジキジキに
冷えた缶ビールを1本いただきました。
わたしにとって、この「ぷらっと こだま」の最大の魅力は、
新大阪~品川間を4時間かけて移動する事でした。
この年になると、さすがに夜行バスには耐えられません。
かといって、飛行機は安いのですが、乗り換えにかかる移動が
とても負担に感じられるのです。
結果、格安チケットで「のぞみ」を常用していたのですが、1万円・・・という響きにつられ
「ぷらっと こだま」を買ってみたら、もれなく4時間の移動時間がついてきたわけです。
その前夜もいろいろな用事がかさなって、結局徹夜のまま乗り込んだ「こだま」です。
わたしにとっては、4時間の睡眠時間が確約された聖なる時間!であるはずでした。
ですから、安らかで深い睡眠のために必要と思われる最大限の準備をして
「こだま号」に乗り込みました。
座席は残念なことに3人席の通路側でしたが、腹ごしらえも検札も済み
いよいよ待ちに待った「睡眠時間」がやってまいりました。
着てきたコートと持参したひざ掛け、あしもとのカバンで完全な就寝準備を済ませて
ウツラウツラしたあたりで京都・・・・・です。
ここで初めて、私はこだま号の現実を知りました。
「こだま号」は各駅停車・・・・という事は、人の乗り降りが各駅ごとに繰り返される
可能性があるということでした。
で、私の席は、その可能性を80%ほど含んでいたわけです。
ですから、夢に描いていた4時間の楽しい熟睡時間は、各駅ごとの覚醒と通路確保の
ボランティア活動に終始することになりました。
結局、寝たか寝ないか・・・・ぼ~~~~っとするカラダをかかえたまま、品川駅に降り
つくづくと「のぞみ号はいいな~~~~」と、ノンストップへの敬意を新たにした次第です。
で、ふと口走った”大切り”は
「ぷらっと こだま」とかけて、「授乳期間のお母さん」と とく。
その心は・・・「ゆっくり、熟睡してみたい!」
(大変に不謹慎で失礼しました。でも、思わず本音でした。)