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タオ・イズム ~本・「荘子の心」

青い色に弱い・・・・それが瑠璃色となると、もっと弱い。タオ・イズム ~本・「荘子の心」_d0065364_22212579.jpg

そこへもってきて、蝶ときたらツイ手が伸びる・・・。

混み合う書店のなかで、そんな風に出会った本・「荘子の心」です。


Rolfingの研修生としてBoulderにいる頃に初めて耳にした”タオ???”
馴染みのある英単語を聞き取る事がやっとの私に、”タオ”はとても刺激的な音でした。
でも、それって何ですか?

英語圏のクラスメイトに尋ねたところで、
英語の返事を理解できるのか・・・・
それでも尋ねてみると「ハコミ・セラピー」だと教えられました。

それが、道教の教え「道=タオ」だと知ったのは、その音を初めて聞いたときから
半年ほど経っていました。

その頃は不遜にも・・・・ああ、老荘思想の荘子ね~。日本人は本質的に”タオ”だから・・・

と流していましたが、この書籍に出会うまで、荘子についてのよい書籍に
出会ったことがありませんでした。

Rolfingを仕事とさせていただく事で出会った沢山の素晴らしい方々は、
誠実・真面目で、本当に見習うものを豊かに持っていらっしゃる・・・・のに、
身体にかかる負荷を自らで軽減できなくなるほど”縛られて”しまっていました。

それは、ただ身体の出来事だけではなく、おそらく人生観にも及ぶ出来事なのでしょう。

そう思うと、今の日本人に”荘子”が語りかける言葉は、きっと命の息吹を
よみがえらせてくれるのかもしれないな・・・・と、そんな予感がしています。


タオ・イズム ~本・「荘子の心」_d0065364_2227631.jpg
そういえば、映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』の最終あたりにでてきた”例え話”は
もしかしたら「荘子」かもしれません。(御存知の方、教えてくださいね)

もしアメリカ政府が、ウィルソン議員のように”例え話”の真意を解していたら・・・
またその後の歴史もかわったのかもしれません・・・。
by rolferK | 2008-06-09 22:32 | 健康関連

主婦からRolferとして人生再建して18年経過。からだのこと・・そして、マイペースに思いつくまま・・。


by rolferK
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