2008年 10月 09日
雪絵さんの詩 2 と ブログ「いちじくりん」の御紹介
”雪絵さんの詩” と ブログ「いちじくりん」の御紹介 です。
ブログ「いちじくりん」・・・本当に”優しさ”に出会うことの出来るブログですね。
毎日、800~1000人ほどの方々が訪れていらっしゃいました。
以前御紹介させていただいた池川明先生(産科医)の多数の著書には、
”生まれてくる前”の子供達の意識から沢山のメッセージが集められています。
きっとそっこに書かれている沢山の”愛”にあふれた言葉や思いが”本当のもの”なの
でしょう・・・・それを私達はいつのまにか忘れてしまって、戸惑ってばかりいるように
思います。
今日ご紹介する”雪絵さんの詩”は「雪絵ちゃんの願い」と題された文章から
ほんの一部を抜粋させていただきました。(もしよろしければ、全文をごらんください。)
本当に大切な思いを 思い出すことができますように・・・。
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「雪絵ちゃんの願い」 (記 : 山元加津子さん )
<中略>
そしてお母さんが、「不思議なんですよ。この子は、今日亡くなって、
明日27日がお通夜で、28日、お誕生日がお葬式なんですよ。
この子はね、お誕生日がいつもことさら大好きで、
大事な日、大切な日と言っていた。その日にお葬式なんですよ。
あっぱれな子ですね」とおっしゃいました。
<中略>
雪絵ちゃんと一緒のつもりで、飛行機に乗り込みました。
けれども、私は雪絵ちゃんのことばっかり考えてね、雪絵ちゃんはいつもいつも、
「私でよかった。私の人生を後悔しない」って言っていたけど、
でも、やっぱりつらくて悲しい人生だったんじゃないだろうか、
そんなふうにも思ったりもしました。
また、雪絵ちゃんは負け惜しみを言っていたんじゃないだろうか?
と思ったりもしました。けれども、またこれも本当に不思議なんですが、
私の鞄のなかに雪絵ちゃんからのエッセイが、手紙が一つ入っていたんです。
それはこんな手紙でした。
誕生日
私今日生まれたの。
一分一秒のくるいもなく、今日誕生しました。
少しでもずれていたら、今頃 健康だったかもしれない。
今の人生をおくるには、一分一秒のくるいもなく生まれてこなければいけなかったの。
けっこうこれってむずかしいだよ。
12月の28日、私の大好きで大切で幸せな日、
今日生まれてきて大成功。Snowに生まれてきて、これまた大成功。