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思いつくまま・・Rolfer日記

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主婦からRolferとして人生再建して12年経過。ロルフィング・ムーブメント・健康・・そして、マイペースに思いつくまま・・。

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Rolferであるパートナーとともに名古屋を拠点に活躍されているyukiさん(Rolfer)から
前回「Two Hands」にいただいたコメントからロルフィング・リサーチに伺いました。

素晴らしいRolfing関連記事の数々を翻訳し、多くの方々のためと
日本におけるRolfingの普及にかけるお二人の思いがつまったサイトでした!

以下に「Two Hands」(ジストーニア)と関連のある記事2つを
抜粋・掲載させていただきました。

yukiさん、本当にありがとうございました。
これからも、益々の御活躍を!!!!

  ●記事文中のカラーは、このブログ掲載のために
   私が付けさせていただきました。お許しください。

***************
ピアニスト レオン・フライシャー
再び感覚と共に ピープル誌(1998年2月26日号)

- 30年後、ピアニスト・レオン フライシャーは力を失っていた右手の使用を復活した -


(前略)

 1964年、フライシャー(当時36歳)は彼の世代の中で最もすばらしいアメリカ人のピアニストであると広く考えられていました。その頃彼は、彼の右手小指が弱くなってくるという問題に気付き始めたのです。そのため、彼はそれまでよりも一生懸命、以前より長い時間練習するようになりました。フライシャーはその頃のことを「指が反応するのを嫌がっているようだった」と言います。フライシャー(現在67歳)はバルチモアにある彼の家のリビングルームで「実際、不本意にも指が(ピアノを弾くために)指を丸めることを拒んでいるようだった」とも話します。悲惨なことに、その後右手の薬指も同じ状態になり、その10ヶ月後には右手の残りの指も同じ状態になりました。クリーブランド・オーケストラと予定していたツアーもキャンセルし、泣く泣く他の予定もキャンセルせざるをえませんでした。その右手の回復の兆候が全く見られなかった時、彼は彼の輝かしいキャリアが突然の終わりを迎えたのだと認識しました。「私は絶望していました。自殺という言葉が心を過ぎりました。」と彼は言います。

 その過程の中で医者はどう治せるのかわかっていませんでした。(彼の症状である、筋肉や組織が反復性の過剰使用によって傷つけられてしまうという症状に、1980年にようやく反復性ストレス疾患という名前がつきました)。彼の右手はとても丸まってしまっていたため、自分の名前を書くことが何とかできるくらいで、フライシャーはいろいろなセラピーを次から次へと受けました。「コルチゾン注射を打ったり、神経が脊柱のどれかによって圧迫されていないか調べる為脊柱に染色剤をいれX線で撮影したり、手の神経に針を刺し刺激を与え反応にかかる時間をみる神経誘発テストを行ったり、すべて素晴らしいものでした」。

 彼はまた薬も色々試しました。パーキンソン病患者に一時解放を与えられるL-ドパ、筋肉に弛緩を起こすボツリヌス中毒を引き起こすボツリヌス菌などです。そういった通常考えられるトリートメントに効果は得られず、フライシャーは催眠療法、鍼、バイオフィードバックなどの代替医療に目を向けました。彼は数週間エルハルト式セミナートレーニング(自己啓発のトレーニング)にさえも参加しました。医者に心身の問題かもしれないと言われ、精神科医にも会いに行きました。

(中略)

そして昨年2月、13年間連れ添っている彼の妻でありバルチモアのガウチャー大学で音楽を教えるピアニストである、キャサリン・ジェイコブソン(48歳)は彼を説得してディープコネクティブティシューへアプローチするロルフィングと呼ばれるものを受けさせます。彼女はフルートの演奏の質を上げる為にロルフィングを受けていたのです。フライシャーは練習後いつも手のストレッチや休息をとるようにしていたので、彼の指の筋肉を過度に収縮させてしまっていることはないと信じていました。しかし、たった3回ロルフィングを受けた後に、彼は彼の右手が緩んだように感じたのです。彼のロルファーであるテシー・ブルンガードは「私は彼の手、腕、手首の組織を、私の指や指関節や時には肘を使ってワークします。彼の腕の組織は柔らかくなり始めました」と言いました。
(中略)

彼が両手で演ずるピアニストとしてのカーネギーホールでの成功後、手がさらに強くなるにつれて、ニューヨーク・タイムズは“彼の努力だけではなく、彼のピアノの演奏技術”を賞賛しました。フライシャーはサンフランシスコ・シンフォニーとベルリン・フィルハーモニーとの競演を予定しています。彼は彼の苦しい体験を通じて成長したと感じています。「以前はただの両手が使えるピアニストでした。しかし私の身におこったことは私の人生、意識、そして人間性を膨らませました」と彼は言います。

訳者あとがき:
今現在もレオン・フライシャーは活躍しており、今年行われたアカデミー賞ではショート・ドキュメンタリー・フィルムに彼の復帰第一弾CDのタイトルと同じ“Two Hands”という名の作品がノミネートされました。(2007年4月現在)

※この記事はBODY BY ROLFINGによって翻訳されました。

*************

反復性ストレス疾患に働きかけるロルファーのアプローチ
ドイツ人ロルファーでもありリサーチャーでもあるRobert Schleipのリサーチ記事より抜粋。

手根管症候群と反復性ストレス疾患Siana Goodwin, 公認アドバンスロルファー

Siana Goodwinは1980年に公認ロルファーになり、1983年にアドバンスロルファー、1997年にロルフムーブメントプラクティショナーになりました。1992年から1998年にかけて、彼女は世界の大きな補聴器製造会社の1つであるスターキーラボラトリーInc.において、反復性ストレス疾患の軽減と予防をするコンサルタントとしてロルフィングを行っていました。全米そしてブラジルにおいて、肩複合体や腕の問題への彼女のアプローチ法を教え、今現在もアメリカのミネソタ州でロルフィングワークをしています。

私がスターキーラボラトリーでロルフィングを始めた時、手根管症候群に対してとても限られた見解しかありませんでした。多くの人が考えるように私も手根管症候群は正中神経がもっとももろい手首のみに問題の全てがあると考えていました。ロルフィングを続け、さらに勉強するにつれて、手根管症候群や他の反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の様々な異なる要因を見つけました。
(中略)

手根管症候群の特有のコンディションは正中神経の活動の衝突です。手根管症候群の有無は神経の種々の刺激の伝達力を決める筋電図検査によって確認されます。神経の衝突は手の痛みやしびれ、そしてそれだけではなく手の存在筋、特に屈筋とそれとは反対の親指の筋肉の衰えも見られます。手根管症候群のひどいケースでは筋肉の萎縮もみられます。

しかし、中には手根管症候群の攻撃を先行できる状況もあり、これらもまた痛みや無感覚の症状を生み出します。通常それらは血液を制限してしまう長期に渡る筋緊張によって起こります。血流が制限される時、筋肉や神経が、修復に必要な栄養を受け取れないだけでなく、通常の筋機能からうまれる代謝産物の移動も制限されます。そのまわりの組織にうまれる水腫(浮腫)もその辺りの圧や緊張を高めてしまいます。多くの反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の問題は、緊張→血流制限→水腫→そしてそのうちシビアな問題へと導いてしまうさらなる動きの制限、というサイクルの中で発生します。
反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の問題を生み出す筋緊張は、反復性の動きや精神的ストレスによる体と感情に影響する出来事によって起こります。私の経験では、すでに神経が傷つけられていたり、手根管症候群が完全に発展している場合、どのようなボディーワークも直接的にその症状を軽減するかということに関しては、最小限の助けにしかなりません。しかし、反復性ストレス疾患(腱鞘炎)等を引き起こす小さな怪我の長期にわたる繰り返しの中では、緊張や水腫を減らし、血流を高め、反復性ストレス疾患(腱鞘炎等)の症状を軽くする異なる動きを促進することにおいて、ボディーワークは多大なる助けとなるでしょう。

ロルフィングは、この種のワークに対し特に優れています。なぜならロルフィングはただの症状の軽減の為だけにワークするのではなく、ロルフィングの重要視するところは動きの癖(パターン)や体全体の緊張を改善するところにあるからです。


※この記事はBODY BY ROLFINGによって翻訳されました。
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by rolferK | 2008-09-30 18:50 | Rolfing
ずいぶんと以前の記事になりますが、「Two Hands」で世界的に著名なピアニスト
レオン・フライシャー氏とジストーニアにかかわる記事をもう一度掲載させていただきます。

よき情報であっても、なかなか必要な方々の目に留まらないことが多いのですね。

どうか、こうした希望への情報が必要とする方々へ届きますように・・。

***************
Two Hands と ピアノの森 ~ジストニア と 腱鞘炎~
2007-08-13 02:28 記事送信

先日、映画「ピアノの森」を観ました。

中学生の頃、擦り切れそうになるまで聞いた”ウラジミール・アシュケナージ”の
ピアノ演奏が胸に染み入るようでした。

映画では小学生として描かれている主人公たちも、原作のコミックではすでに高校生として
ショパンコンクールに青春をかけているのですが、その最中”腱鞘炎”や”手の故障”という
テーマが取り上げられています。

どんなものでも、それが身体という”道具”を駆使して表現される以上、
向上心と才能を持てば持つほど、その使用方法に隠れている”間違い”に気付くことの
大切さを改めて実感します。

現に、14歳でピアニストとしてデビューし、16歳で”100年に1人の逸材”と
賞賛をうけたアメリカ人ピアニストで、Rolfingとの出会いによって30年以上におよぶ
”ジストニア”を克服し、”両手のピアニスト”として奇跡的な復活をなした
レオン・フライシャー(アルバム:Two Hands)も、彼自身の右手小指に
違和感を覚え始めた1962年を振り返って

「やみくもに7~8時間も連捷していた時期で、演奏会の数も多すぎた」

と述懐しているといいます。

ジストニアについては、その克服へ向けて”友の会”があることをはじめて知りましたが、
その発生に大脳基底部が関わっている事を知れば、
レオン・フライシャーの好例も含めてRolfingやRolfing Movementの有効性を感じます。

Rolfingは”筋膜へのワーク”ですが、その効果がクライアントの人生に定着してゆく
所以は”大脳基底部および小脳レベル”の神経経路”に対して直接的な働きかけを
してゆくことを実感しています。

大人であれ、子供であれ、才能という名の”向上への可能性”を感じればこそ、
そこに喜びを見出して”夢中”になっていくのでしょう。

だからこそ、その素晴らしい喜びを、いつまでも持ち続けていくために、
大人にも子供達にもRolfingやRolfing Movementが役立っていく機会が
より多く許される事を、心から願っています。

  *参考{ジストニアの診断と治療
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by rolferK | 2008-09-27 16:55 | Rolfing
MSNでのコニカミノルタCMなのですが・・・・

内容はとても素晴らしいのです。

もしかしたら・・・21世紀、こうしたテクノロジーによって
従来私達が抱いていた”人体”のイメージを大きく変革していくのではないでしょうか。

コニカミノルタの「3次元デジタイザ」が、ミロのヴィーナスの謎を解き明かす。
米国のCNN制作のドキュメンタリー。

ダウンロードに少し時間がかかりますが、癒し系のバック・ミュージックとともに
幻想的なミロのヴィーナス・3次元立体画像です。

私のお薦めは、Topic#8「ひねられた構造」 と#9「うごきのある姿勢」。
そして、無数のドットの集合体としてのヴィーナス像。

是非お楽しみください。
ミロのヴィーナス  コニカミノルタの「3次元デジタイザ」

*追記*
この記事から、早速ミロのヴィーナス  コニカミノルタの「3次元デジタイザ」を
みてくださった綿引先生から「2004年のビーナス」の写真が送られました。
ルーブル美術館・・・素晴らしいでしょうね・・・・・ため息。
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by rolferK | 2008-09-24 20:49 | お知らせ

映画「おくりびと」

d0065364_2395221.gif気になっていた映画だったのですが、
ビデオショップで流されていた予告編をみてから、
是非主人と観にいきたくなった映画でした。

普段なら・・・DVDになってからお家で一緒に・・・と考えるのですが、
しきりと主人を誘う私がいました。

それとなく、何気なく・・・と思いつつ、ずいぶんと念を込めていたようです。

夫婦共働きでなかなか予定があわせづらい日頃ですが、見るに見かねてか
主人から”同伴OK”を出してくれました。

コンビニで買いこんだコンパクトティッシュ”鼻セレブ”が大活躍!
けして悲しい涙ではありません。だから、本当に気持ちよく泣いてきました。
お近くに座ったほかのお客様には、ずいぶんと御迷惑をおかけしたことでしょう・・・。
すみません。

帰り際・・・「また観たいな・・・」といってくれた主人のひとことに、
この映画が”いい思い出”になるような気がします。
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ところで、この映画の舞台は山形でした。
ひとことに山形といっても、江戸時代の藩でいえば庄内ですね。
私の田舎は上山(カミノヤマ)で、母からは”庄内は藩主の出来がよかったお陰で
とても品のよいところだ”ときかされて育ちました。
それでも、映画の中に上山の面影をみては嬉しくなっていました。

もうひとつ・・・・。
俳優の山崎努さん演じるところの”奥様に先立たれたベテラン納棺師”の風貌や仕草に、
亡くなった実家の父を見ているようで、なんとも嬉しく思えたのです。
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比べれば、そんなに似ているわけではないのでしょうが、
僅かな角度や動きの中に、チラチラと父の風情が重なって嬉しかったのです。

今頃は、きっと悠々自適な天国の生活を営んでいるだろう父ですが、
父は、死後2週間にして3回も”生きている母”を来世天国からお迎えに来て、
3回ともキッパリと母に断られてしまったそうです。
それでもきっと心のどこかで”未だ健在な母”を思っているのではないかしら・・・?と
思わずにいられません。

俳優・笹野高史さんの飄々とした台詞を思い出します。
「また会おのう・・・・・」

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生も死も”命”の続きだと思える映画でした。
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by rolferK | 2008-09-23 02:47 | 映画・音楽・書籍
先日3回目のマタニティー・ロルフィングにいらしてくださったwinniepoohさんが、
本当に素晴らしい境地を言葉にしてくださいました。

立場を変えれば、そのまま私達ひとりひとりの心の葛藤でもあります。

だからこそ、winniepoohさんがみつけてくださったことに
心から感謝しています。

今月初めに参加したリトリートで私の心に深く響いた”言葉”
winniepoohさんの感性をとおして、また伝わってきたように思いました。

全文はココから・・・
以下は、その最後を抜粋させていただきました。
ありがとうございました。

**************************

「ロルファーとしてのキャリアパス」より抜粋

だから、あの頃の私に言ってあげよう。
”私の、理想の未来が待ってるよ・・・”って。
”でも、相変わらず、焦って、ないものねだりもしているよ。”とも・・・

今、私は、ほんっとに貴重な経験・勉強をさせてもらってる。
ロルファーとして、自分自身の身をもって、生命の誕生に関わっている。
こればっかりは、座学で学べるものじゃないものね。
 この経験を無駄にしちゃいけないっ!と焦ったりもするんだけど・・・

焦らず、新しい命の誕生と共に始まる、私の新たな成長・勉強の日々を、今はただ待とう。
きっと、私にとって必要な時間が、待っているのだろう。
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by rolferK | 2008-09-21 12:01 | マタニティー&キッズ Rolfing
いよいよ10ヶ月目を目前にしたwinniepoohさんが、マタニティー・ロルフィング 3回目に
いらしてくださいました。

さずがにRolfer & Rolf Movement Practitioner・・・日々に大きくなっている”お腹”と
とても上手に過ごしていらっしゃいます。

骨盤周りの組織変化がだいぶ進んできているのでしょう・・・。
妊娠前の組織が”青いリンゴ”だったように思い出せるほど、winniepoohさんの
骨盤周りは”伸びやかさと優しさ”が備わってきていました。
それに、骨盤は広がりをもち、深さがより浅く感じられました。

だからこそ、妊婦さんの負担は私達が目で見る以上に大きいものなのでしょうね。

セッションがすすんで腹腔の空間にユトリが生まれるたびに、
嬉しそうにピクピクっと反応してくれるbabyに、とても励まされました。

きっと、babyにとってもRolfingは心地よいものなのだろうと思います。

今回も、早速winniepoohさんがセッションへのコメントをご自身のブログに
載せてくださいました。ありがとうございました。
winniepoohさん、お引越し・・・ユックリ、ユックリ・・・

            マタニティ ロルフィング 3回目
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by rolferK | 2008-09-20 01:22 | マタニティー&キッズ Rolfing
Rolferという仕事をさせていただけることは、わたしにとって本当に幸せなことです。

1)Ida Rolf女史がRolfing自体を本当におどろくほど完成度の高い手技と哲学に
昇華してくださっていたこと。さらに、多くの後続する研究者(Rolfer)たちが
日々に具体的なイノベーションを繰り返し、伝達してくださること。

2)そして何よりも、Rolfingを希望されるクライアント(Rolfee)の皆様ご自身が、
「自己責任」に基づく力強い意志と明るく積極的な思考性を持っていてくださること!

このふたつがあるからこそ、Rolfingは常にRolfingとして存在し続ける事ができ、
クライアントさんとの幸福な時間を共有する事ができているのだと知っています。

本当にありがとうございます。

けれども、医療にはまだまだ多くの問題が日常に繰り返されているのですね。

Rolfingのクライアントの方々のように「健康」を自己責任として取り組んでいく気風を、
もっと多くの人々に広げていく事ができますように・・。

以下に関係記事を抜粋させていただきました。納得の内容です。
が、一点・・・・
>患者を安心させたり心穏やかにさせる「演技力」、
>誠心誠意患者のために尽くしている「フリ」を身につけていただきたいと切に願います。
筆者が「演技力」「フリ」という言葉を選ばれましたが、本来は「表現力」ではないでしょうか?
****************************

日経マネーデジタル 「医師にも求められる演技力?」2008年09月11日記事より抜粋

ある公立病院の医師は「私も私の周りの医師も、『ありがとう』と言われるより
『バカヤロー』と言われるほうがはるかに多いんですよ」と力ない表情でおっしゃいます。

何も答えられずに次の言葉を待っていると、「包み隠さず、丁寧にありのままをお話しすると、
重箱の隅をつつくように『それって医療ミスですよね』と攻め立ててきます。
まじめな医師ほど疲れ果てて辞めていくんです」。

(中略)

 この医師の名誉のために言っておくと、決して人柄が悪いわけでも
技術に自信がないわけでもないようです。
その後の処置はきちんと上手にこなしてくれたそうです。

しかし、万一、結果が悪かった場合、「リスクの説明はしたし、医療は不確実なので
一定の確率でミスは起こります」と無表情で答えるのでしょうか。

単にコミュニケーションの取り方が上手ではないのか、冒頭の医師が言うように、
患者さんからの罵詈雑言にさらされているうちに、自分の心を守るために
そのような対応になってしまったのか、真実は分かりません。

ときどき「モンスターペイシェントなんて大げさに言うけれど、
そんな患者はごく僅かでしょ」との意見もあります。

しかし確率の問題ではなく、たとえ少数であろうと、執拗な、あるいは激烈なクレイマーの存在は医療従事者の心を冷やし、普段の医療活動に及ぼす影響は測り知れないものがあると
思われます。モンスターペイシェントの存在は医療現場を疲弊させ、
医師に向かう刃は医療崩壊という形で確実に私たち自身に向かってきます。

多くの医療者は、「患者さんの『ありがとう』の一言で救われて、
また頑張ろうという気になる」とおっしゃいます。
医療者と患者は対立関係ではなく、病を治すという共通の目標を持つパートナーです。
医療者も人間ですから、自分を敵対視する患者に対して誠心誠意対応することは
難しいでしょうし、患者自身の負の感情も病の治癒にはマイナスでしょう。

分別をわきまえて、賢く医療を受ける知恵を患者が身に付けることが、
自分の身を守る上でも大切なのは言うまでもありません。

それでもなお、まずはプロフェッショナルである医師が、コミュニケーション能力も
医療技術のうちと心得、患者を安心させたり心穏やかにさせる「演技力」、
誠心誠意患者のために尽くしている「フリ」を身につけていただきたいと切に願います。

患者は毎日患者の練習をするわけにはいきませんので。


生活設計塾クルー 内藤眞弓

「日経マネーDIGITAL」FP快刀乱麻より (c)日経ホーム出版社 日経マネー編集部
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by rolferK | 2008-09-16 11:04 | 健康関連
アメリカ国籍(日本女性)のペア・フィギュアスケーター井上怜奈(レナ)さん。

アフラックのCMをとおして初めて知りました。

本来はアフラックのCMですが、私達への贈り物としていただいた
健康は自らの「生き方」で創造しているものだと、強く感じられる素晴らしいストーリーです。

是非、そのページをめくってみてください。

フィギュアスケーター 井上怜奈(レナ)さん
  *上記からリンクしてください。開いた表紙右下のボタン(⇒)にお話を進めてください。
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by rolferK | 2008-09-15 01:21 | 健康関連
「秋茄子」はとても美味しい!!
だから、嫁なんぞに食べさせてやるものか・・・!もったいない。

という意味だと、娘時代は勘違いしていました。

真意は・・・・・(御存知の通り)
「秋茄子」は身体を冷やす作用がある。
よい跡継ぎ(Baby)を授かるためには”冷え”は大敵である。
若いお嫁さんのからだを冷やさないように、「秋茄子」など食べて
からだを冷やさないよう注意しなければいけない。

おかげさまで30才前には”嫁”となり、「秋茄子は嫁に食わすな」の言葉どおりに
この25年「秋茄子」を満足に口にした事はありませんでした。

家訓?に逆らおうとしたわけではありませんが、
夕飯に立派な「秋茄子」をナス焼きにして食べました!
とろ~~~りとした食感が、なんとも美味でした。

・・・・それから約1時間後。なんと、すっかり”からだ(おなか)”が冷えてしまったようです。

昔の人の実生活からの智恵は、素直に聞くものだと・・・つくづく感心しました。
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by rolferK | 2008-09-14 01:01 | ワタシ
リトリートから帰宅してまもなく、先月#10を終了されたNAOKOさんからメールを
いただきました。

本当のRolfingは、#10が終わったときから静かに始まっていく・・・・
10回のセッションをふり返る事が、Rolfingをより豊かに育んでいく・・・

そんなことを#10の時にお伝えしました。

きっとその言葉を覚えていてくださったのでしょう・・。

以下、NAOKOさんの言葉のままに載せました。
NAOKOさん、ありがとうございました。
(文字のカラーは、私が付けさせていただきました)
**************************

ロルフィングを初めて受けたのは2005年10月でした。
それから10セッションすべて終わるのに、私は2年10ヵ月かかりました。

私にとっては自分の行きたいときに通ったらこうなった、
という結果なのでちょうどいいペースで進んだと思います。

最初の頃は、20歳の時に受けた手術の痕跡が体の奥にあることを指摘されて、
不思議な気持ちになりました。
ちょっと考えれば手術の痕跡が体に残っていること自体は当たり前なのですが、
手術の記憶がまだ私の体の中にあること、そこに焦点が当たったことで、
ちょっと嬉しいような懐かしいような気持ちになりました。
その手術は生体肝移植のドナーになったときのものなので、
亡き息子と私をつなぐ大事な記憶だったからです。
私の体も頑張ったんだなとしみじみ思いました。

その後はゆっくりとしたペースで私の中にいろいろなことが起こりました。

中でも一番印象的だったのが、最後のセッションを終えて数日した頃に起こった、
寝ている時の胸骨が圧迫されるような息苦しさです。

息を吸うと、胸骨のあたりが痛くて苦しくなるので、夜中目が覚めて
なかなか寝られない夜が続きました。
体の内側から呼吸が大きく膨らもうとしているのに、胸骨のあるあたりがのびてくれなくて
苦しいような感じでした。
そこでりつこさんにメールでそのことを相談すると、
りつこさんも似たような体験をしたことがあるとのこと。

やっぱり!という気持ちとほっとした気持ちで、私はフォローのセッションを受けに行きました。
そのセッションの最中、伸びてくれなかった胸骨のあたりがのびやかになったのが
分かった瞬間がありました。とても自由を感じました。

このことと関係があるかわかりませんが(私は関係があると思っていますが…)、
そのあとこんな変化がありました。

そのセッションの翌日に帰省して、母と一緒に行ったロッククライミングでのことです。
5~6年前に初めてやったときはなかなか体が重くて壁を登れなかったのですが、
2回目の今回は、一緒に行った姪っ子たちから「猿みたい~」とびっくりされるほど
するするっと壁を登ることができたのです。
何回か壁のぼりを経験している姉や義兄が登れないようなコースも、
「手を伸ばしたらそこにつかむところがある」という感じで私はするすると登れたのでした。

その時感じたのが、とっても自由に体がしなやかに伸びるということでした。

5~6年前に初めて登った時は、上に伸ばした手を体のほうに向って
ぎゅっ~と縮めるようにして登っていたように思います。
全然体の使い方が違いました。
なので、今回はほとんど筋肉痛にもならずに終わることができました。

些細なことですが、私にとっては大きな発見をしたような嬉しい出来事でした。

最近は、体の奥にぎゅっとこめるような呼吸をしていると、
すぐに気づくことができるようになりました。
仕事をしていると結構あります。
焦っている時、リラックスしていないときにはいつもこんな呼吸をしています。

まずは気づくことができるようになったので、よしとしています。
***************************

NAOKOさんの気付きが、きっと誰かの気付きになることを信じています。
本当に、ありがとうございました。
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by rolferK | 2008-09-13 20:19 | Rolfing