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インストラクター と プラクティショナー

今日、新田が梅田でスキルフルタッチ取材をお受けしていて、ひとつ気がついたことです。


ときどき、私達を「せんせい」と呼んでくださる方がいらっしゃいますが、どうも私達には全く

似合いません。

ただ、あまりくどく否定するのもかえって失礼かと思えて、そのまま「せんせい」と呼ばれて

いることもありますが、苗字なり・名前なりで読んでいただくのが一番しっくりします。


Rolf研究所では、世界中に千数百人ほどいるRolferを指導できる立場としての「先生」が

Faculty(教員団)とよばれて30名ほどしかいません。そしてその先生方が、クラスをもたれ

るときに「インストラクター」という立場で呼ばれますが、個々のRolfingの仕事に戻られれば

世界中どんな経歴の方でも皆Rolferなのです。

    注:Rolfer資格の上に、Advanced Rolfer と Rolf Movement Practitioner
があります。


英語の辞書でひいてみると、
Instructor・・教師(teacher)・大学等の講師
Practitioner・・一般的開業医・弁護士

となっていました。さすがに、私達は一般開業医でもなければ弁護士でもありません。

が、Rolf研究所がRolf  Movement Practitionerとよんだのは、純粋にPractice練習

という意味合いで、「動きについての練習をつんだ者」といったところかしら・・と思います。


ですから、私達はけっして一段高いところから何かを与えるのではなくて、clientさんと

フィフティーの立場で協力者としてありたいと願っています。


そんなわけで、「せんせい」という音にはメッポウ不似合いなのです。


明日は、FacultyのメンバーのおひとりであるMichel Murphyに京都でお目にかかります。

今行われている東京でのUNIT(Rolfer養成のための研修)に来日されているのですが、

本当にFacultyの先生方は、技術は勿論、人格的にも豊かで幅広い個性的な方々ばかりで

もし日本にこんな先生方を集めた学校(一般的な)があったら、どんなに素晴らしい授業が

おこなわれるのだろう・・・と、想像しただけでもワクワクします。


でも、アメリカの研究所ではFacultyの先生であっても、皆名前で呼ばれていますから、

やっぱりRolferと「せんせい」は不似合いなんですね。

                                     2005.07.08
by rolferK | 2005-07-08 23:00 | Rolfing

主婦からRolferとして人生再建して18年経過。からだのこと・・そして、マイペースに思いつくまま・・。


by rolferK
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