2005年 09月 10日
自分の実寸~感覚の自分
それは「ああ、この方はご自分の実寸よりも 自分をずいぶんと小さく思い込んで苦しそうだな・・・。」という思いです。
そして#1で、クライアントさんがご自身の「内なる空間」を感覚で歩き始めると、少しずつ
存在としての本来の自分の空間・広がりを取り戻す作業が始まるように、いつも感じます。
何度も何度も同じことばかり・・・と疎まれそうですが、それでも「人は自分の思いで自分を創ります」から 自分を本来の自分サイズよりも随分と小さく思い込んでいる人にとっては、「実
寸よりも小さな自分」のなかに 自分という存在が押し込まれているような感覚をもつのです。
それはとても息の詰まる、苦しい感覚です。
「自分」への、「自分の可能性」への過小評価・マイナス評価・・が、いつの間にか身についてしまって「実寸の自分」・「可能性という自分」を信じられなくなってしまっているのです。
でも だからといって、実寸を忘れたわけでも、消えたわけでもありません。
それは、いつも自分の奥底から「ここにいるよ・・」という信号を送り続けてきます。
とても聞き取りにくい「信号」ですが、でも私たちは 必ずその信号を聞き逃すことがありません。
だから、思い込んでいる自分のサイズに「違和感」や「アンバランス」を感じるのです。
自分でありながら「自分じゃない・・」という不安感として いつも心のどこかが疼くのです。
私はよくこんな冗談めいた本当の話をします。
あのね、肉体の中には「本質・霊・魂・スピリット」・・となんと呼んでくれてもいいんだけど、とにかく「本来の自己」がいてね、それは自分が肉体の表面で感じたり、鏡で見たりして認識している大きさよりも、もっと大きな存在なのね。
そして、肉体に入っているときには 肉体よりちょっとはみ出している感じなの。
だから、自分の内側から「感覚という目で感じる」と、本当の自分の広さが感じられるのよ。
・・・・・ね、広いでしょう・・・。素晴らしいでしょう・・・。
そして、この言葉の意味をクライアントさんの体の感覚が感じ始めると、あ~~~ら不思議
クライアントさんの体の組織が「実寸」にむかって お~きく・ひろ~く・なが~くなっていくん
です。
お陰で、私は「いいわ~」「素晴らしいわ~」と言うばかりで、ワークがとってもラクチンだという
お話でした。
2005.09.10
ラクチン・・を地でいってしまった「犬」。Bea Wacher
"Say Cheese!"という写真のポスト・カードです。
犬種はパグだと思います。
あまりのキモカワイサに 衝動買いしてしまいました。
(輸入代理店:株 ペーパー・ムーン・インターナショナル・ジャパン)